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コードギアス反逆のルルーシュR2 最終回感想〜「Re;」
2008-09-28
とうとう最終回を迎えたコードギアス。ここまで萌えアニメを目指していたにもかかわらず、ラストが夕方5時に放映する内容ではなかったような気がする。
なんか深く考えさせられるというか。。。
なんかちょっと、三島由紀夫のような展開^^;
不毛なラストというかなんというか。
そんな世界になれていない現代人はちょっと面食らったかもしれない。
正直個人的には悲しいラストでしたが、スザク好きな一人としては、このラストをあくまでも前向きにとらえてみる。
それが、アニメ製作者とは意図がちがっていたとしても。
アニメだけどギアスを文学として、とらえるのであれば、解釈はそれぞれにゆだねられるのかもしれない。

というわけで、今回は少しだけ、適当ではないスザク中心感想&総合感想です!

ルルーシュは、ナナリーが、笑顔で安心して過ごせる世界を作りたかった。
その為にはどんなものも犠牲にしてもいいと思っていた。
ルルーシュの生きる意味はナナリーにあった。

しかしナナリーの幸せよりも笑顔よりも、もっと大事なもの(人々の為のよりよい明日を築くこと)に気がついた。

シュナイゼルをあやつり、フレイヤを放ち、世界の憎しみの象徴となるルルーシュ。

自分のしてきたことの、代償として、自分自身を憎しみの象徴とし、人々のギアス(願い)になることに決めた。

打っていいのは打たれる覚悟のあるやつだけだ!というのは、最初からルルーシュは思っていたことでしたね。
ルルーシュは最初から死を覚悟して反逆しつづけてきた。
罪の重さも充分わかっていた。
それゆえの最後の決断。
ルルーシュ→スザクのことに関して。


スザクとの、幼少のころの生活はルルーシュにとっての癒しだった、もしくは幸せの形だったのかもしれない。
それゆえに、スザクが自分を選ばなかったことが許せなかった、信じられなかった。
それは、ルルーシュがスザクの帰る場所は自分とナナリーしかないと思っていたから。
自分はナナリーを一番に大事にしていたにもかかわらず、スザクが一番にユフィを思っていたのは、許せなかった。
スザクへの執着は最初はナナリーのためだったのかもしれない。
しかし、苦しい時辛い時気持ちを共有しあえる存在も同時に求めていた。
気がついた時には、スザクの大切な未来、生きる目的(ユフィの命)を奪ってしまっていた。
何度もスザクの存在を消そうと思ったルルーシュはそれができなかったのは、
魔王になりきれなかったのは、スザクの存在があったから。
スザクに本当の自分をわかって欲しかったから、和解の道をあきらめきれなかったから、スザクを信じていたから。
個人的な主観ですが、これは世界のみんなに赦されるというよりはスザクに赦されるにはユフィと世界へ贖罪をしないとだめなんだ。
っていうルルーシュの決意のようにも思えました。
ゼロレクイエムが、いろいろ計算して考えた結果の唯一の償いの答え。
スザクにも赦され、世界に償うための手段。
その答えにスザクも賛同した。

スザクとの約束。
ルルーシュにも罰を自分にも罰を。
二人のだした結論は、ある意味心中に近かったのかもしれない。
C.Cの伏線。。。

C.Cの経験という連続をやめようと約束したということへの回収はどうなったのだろう。
ルルーシュがコードを引き継いだということも考えられるけれども、cの世界の崩壊のときに不老不死ではなくなっていたのか?

ルルーシュの死の瞬間祈るC.C。
涙を流しているくらいだから、やはりルルーシュは罪を自分に集めて死んでいったんでしょう。
一番しっくりくるのは、スザクがコードを引き継ぎ永遠に世界のために生きるという罰としてうけたということ。
ルルーシュも世界に一生ではなく永遠にささげろ!なんていってたし。
しかし、CCが死んでいないからまだやっぱり不老不死のままというのが有力ですかね。
それとも、不老不死ではなくなったけど、寿命まで生きてみようか?みたいな展開なのか。
その辺の伏線は回収してほしかった。
本編はどんな風にも解釈できるように、伏線を意図的に残したとも考えられます。
C.Cが一期でスザクに干渉したとき見えた映像については未回収。もうこれは投げっぱなしなんでしょうかね。
ルルーシュ←スザクに関して。
スザクの感情の表現が少なくてよくわかりませんでしたが、
スザクは友人として、ルルーシュに罪を償ってほしかった。
それができるのは、自分しかいないと思っていた。
ルルーシュのことを自分が一番わかっていると思っていたから、間違った道を進んで欲しくなかった。
と思っていたというのは、本編中でてきたのでわかったのですが、ルルーシュが、ナナリーのため、自分を救いたいが為がきっかけで、
こんな反逆をはじめたのにも気がついていたにも関わらず、最後のラストを、よく賛同したなあと思いました。
自分を犠牲にして、ルルーシュを救いたいという気持ちもスザクにはあったかと思うのですが、
結果的には、ルルーシュを犠牲にして、ルルーシュの意思を引き継いだ形になったので。

どうしてもやるのか?といっていたので、賛同したともいいきれませんが。
ルルーシュのルルーシュが考え臨んだラスト、固い決意にスザクも反論できなかったのか。

ギアスとは願いににていないか?
自分一人の力だけではできないことを誰かに託す。

願い?

俺は人々の願いという名のギアスとなる。

お前が俺を殺しゼロとなり世界を救うんだ!

ゼロという伝説を生かしたゼロレクイエム。
世界を壊して世界を創造する、ルルーシュの計画。演出。それはルルーシュだけの力では成し遂げられない。
スザクがいてこその計画だったんですね。。

刺される前に微笑むルルーシュ。




どちらにしてもスザクにとってルルーシュを、殺めるということは絶望だったんではないかと思うとつらいです。

ナナリーがシュナイゼルと共に現れ生きていた事実を知っていたところで、またへこんでる!
なんて思いましたが、自分の死を覚悟していたところへ、
生きる意味だったナナリーが復活して生きる意味がでてきて、現世への執着がまた生じたのかもしれない。
確かにこれはルルーシュでなくてもブルブルしますね。すまん、ルルーシュ。。。
それに、活をいれて阻止したスザクは、今思うと、「死んで償うんだろ!しっかりしろ!」っていっていたってことか。。。
そしてルルーシュも「いろいろ、ルート考えてだした結果これしかない!スザクとの約束は守る。」と決意をあらたにした。
結末を知ってからあのシーンを思うとC.Cの「お前はよくやった。もういいじゃないか。」って言葉もしんみりする。
C.Cの間に入って本当はルルーシュの気持ちを思うとスザクに、「もう、ルルーシュの命を犠牲にしてまでゼロレクイエムなんて実現しなくてもいいよ。」
っといってほしかったのかもしれない。

「君は盾になってくれ。」という言葉に「勝手だなっ」
と返した言葉は、「お前がそんな約束をルルーシュと交わして、ルルーシュを苦しめている原因じゃないのか?」
って意味だったのかもしれない。
そう考えると切ない。。。
友情を取り戻せるかがテーマってコメントみたことあるのですが、これって友情ですか?
ここまでくると、これはルルーシュとスザクの中の問題であって、他の人は立ち入れないって感じ。
ルルーシュの死という犠牲で世界は明日を手にいれた。
すべての憎しみはルルーシュへと向けられ、世界はまとまろうとしていた。

「c.cの王の力は人を孤独にする、少し違っていたか?なあ、ルルーシュ。」というのはどういう意味だったのだろう。
これもいろんな解釈ができそうです。
スザクとの歴史上での一緒の永遠。ナナリーとの愛と和解。C.Cとの信頼関係。黒の騎士団には、信じてもらえたかもしれない未来。
スザクへの罰は、ルルーシュの最後のプレゼントでもあり、遺言でもあり、我儘のようでもとも解釈できました。
プレゼントとしては死にたがりだったスザクへの、正義の味方ゼロとして、世界をよりよい世界へ導くことという生きる目的を与えてあげた。
罰はルルーシュ(友)を殺した事実、仮面をかぶり続け、スザク自身として生きられないこと。
遺言としては、人々の明日を、よりよい方へ、自分の代わりに導くこと。

我儘は、「人並みの幸せもすべて世界に捧げてもらう。永遠に。。。」というのは、永遠に独り身でいろ!って意味ですよね?あれは^^;
俺以外と幸せになるな!もしくは、俺以外にスザクの居場所はないということをいいたかったのか。
ほんとスザクに対しては本音がでるルルーシュ。

Here lies a consummate and invaluable knight to His Highness Lelouch.
これは半端ない独占欲だと思いました。
歴史にスザク病を刻んでしまいましたね^^;
この隣にルルーシュの墓も建てるのでしょうか^^;

最後まるで自分のものだといいたげに仮面に血をつけるルルーシュ^^;

最後はほんとスザクのぬくもりをかみしめてたんではないかと思ったルルーシュ。。。
スザクもルルーシュ同様、ルルーシュのことをその行動で傷つけ続けてきたわけですから、スザクだけ幸せになられてもやはり悲しいですよね。
それでも、スザクにはやっぱり生きて欲しくて、でも自分のいないところ(居場所)で幸せにもなって欲しくもなくて、
せめてスザクの名前とだけでも心中したいというルルーシュの妥協案だったのでしょうか。

そのギアス確かに受け取ったというスザク。
それでもスザクは、ユフィという存在がいたという事実だけで名前なんてなくても、生きていけるから、人並みの幸せなんて元々望んでなんていなかったような気がする。
さらにルルーシュは自分の死をかけて、ユフィのポジションを奪い取ったとも思えるこの計画。
ユフィの遺志を次ぐから、ルルーシュの遺志をつぐということで、スザクに自分自身を刻み込んだみたいな。
しかしここは前向きにルルーシュには申し訳ないけど、スザクには幸せに、なってもらいたい。
黒の騎士団やブリタニアでのスザクの居場所だった大切な人たちは、皆さん生き残りました。


ルルーシュとスザクの真意を理解したカレン。

カレンの部屋に、ルルーシュやスザク達の写真が大切そうに飾られているのが救いでした。

扇さんの結婚式の写真には、アーニャの頭にのるアーサーの姿もあるし^^;
あの写真たちをみると、カレンたちにとっては、
もう、ルルーシュとスザクは憎しみの対象でもなんでもなくむしろ慈しむ対象になったと思います。。

そんな彼らが、ゼロとなったスザクに気がつかないわけはないと思いますし、きっと、よりよい世界へと導く協力者となってくれているはずです。
なので、最終回では、(ルルーシュのことを思って空気を読んだのか^^;)あまり描写はありませんでしたが、
スザクの笑顔は本当に、これからだと思います。
そして、ジノがやっとここから本当の笑顔のカギになってくれると思います。
スザクの性格にヤキモキしていた、アーニャや旧特派の皆さんと本当の意味で分かり合って幸せになってくれると思っています。
正義の味方として生きることが罰な訳なんですからスザクの人生はこれからが本番です。
そしてルルーシュとスザクの友情は永遠になった。。。凄い友情だった。
















